コラーゲンには、牛由来コラーゲン、人由来コラーゲン、ブタ由来コラーゲンの3つがあります。皮膚の主成分であるため、真皮に注入するものとしては自然な物質になります。
真皮浅層~中層に注入し、軽度のシワを改善する目的で使用されます。皮下に注入しても効果が薄いため、ボリュームアップのような治療には適していません。
部位や皮膚の厚さや硬さによって注入濃度、深さを変えますが、適用部位としては顔どの部位でも注入が可能となります。
コラーゲンの種類
牛由来コラーゲン
注入用コラーゲンとしては最も早く開発され使用されたのが牛由来コラーゲンです。
患者によりアレルギー反応を引き起こすことがあり、4週間の経過観察が必要な皮内テストが必要になります。
ヒト由来コラーゲン
本人の皮膚、新生児の皮膚など様々な人の皮膚からコラーゲンを抽出したものがヒト由来コラーゲンです。
稀にありますが、ほとんどアレルギー反応を引き起こさないため、ほとんどの人に使用することができるため、広く使われることになりました。
ブタ由来コラーゲン
牛由来コラーゲンと違いほとんどアレルギー反応を引き起こさないのがブタ由来コラーゲンです。ただ、異種の動物からのコラーゲンであることから皮内テストが行われます。
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