額のしわ
皮膚の厚い部位で、額を左右に走る深いシワができます。
中・高架橋ヒアルロン酸が適用することが多く、シワ直下の真皮層に注入して皮膚を盛り上げシワをなくします。注入量はシワの本数・長さによるが0.5cc前後。
目尻のしわ
額やほうれい線の皮膚より薄く、眼瞼の皮膚より厚い部位。カラスの足跡のような細かいシワができます。ボトックス注射が適用となる可能性があるが、ヒアルロン酸注入は低架橋のヒアルロン酸が適用することが多く、シワ直下の真皮層に注入してシワをなくします。注入量はシワの本数によるが片目尻で0.05cc前後。
目の下のしわ
上まぶた(上眼瞼)と同じくらい薄い皮膚の部位で、下まぶた(下眼瞼)から目尻にかけてシワができます。低架橋ヒアルロン酸が適用することが多く、シワ直下の真皮層に注入してシワをなくします。注入量はシワの本数によるが片方の目の下で0.05cc前後。
ほうれい線
鼻唇溝ともいい、比較的皮膚が厚い部位です。鼻の小鼻付近から口角付近まで縦に伸びるシワです。中・高架橋ヒアルロン酸が適用することが多く、筋状のシワには直下の真皮浅層から中層に注入する。筋状ではなく陥没している場合は皮下に高架橋ヒアルロン酸を注入し、盛り上げる。注入量はシワの深さ・長さによるが片方で0.2~1cc程度。
ゴルゴライン
両目の下から斜め下へ外側に向かって走るシワです。「ゴルゴ13」の主人公の顔にこのシワがくっきりと描かれているためこの名前が付けられました。かなり段差が大きいシワのため、高濃度のヒアルロン酸が適用されることが多い。注入量はシワの深さ・長さによるが片方で1.5cc程。
口周りのしわ
口唇の上下には放射線状に縦シワがでてくる。放射線状の縦シワは実年齢よりも老けた印象を与えます。縦シワには低架橋ヒアルロン酸が適用されることが多く、真皮層に注入をします。注入量は上下それぞれで0.2cc程度。
口角(マリオネットライン)
口角はマリオネットラインとも呼ばれます。口唇の端から下に伸びるシワです。
鼻唇溝部分より少し皮膚が薄い部位で、中・高架橋ヒアルロン酸が適用されることが多く、筋状のシワには直下の真皮浅層から中層に注入する。筋状ではなく陥没している場合は皮下に高架橋ヒアルロン酸を注入し、盛り上げる。注入量はシワの深さ・長さによるが片方で0.5cc前後。
首のしわ
首を横に走るシワが何本もできる部位。他の部位と比べて治療が難しい部位でもある。低架橋ヒアルロン酸が適用することが多く、シワの溝にそって真皮浅層に注入し、シワをなくす。注入量はシワの本数と長さによるが1cc前後。